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協力隊×空き家の利活用

2018/3/24に空き家の清掃作業を学生のボランティア団体のカンビューサと共に行いました。

彼らは茶源郷まつりのスタッフとして毎年約100人来てくれています。彼らのお陰で前回の来場者数は12,000人を記録しました。

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さて、今回の活動をする背景には、前年に和束町笠置町南山城村の3町村で同一日に空き家の清掃、廃棄物の運び出しなどをするイベントを行いました。

この時には、空き家が「どうすれば活かされるのか。」を考えるワークショップも同時に行いました。この時には約50名の学生が来てくれました。

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今回実施するにあたり、考えてきたこと。

2017年の9月から観光の担当として地域おこし協力隊になりました。協力隊になる前に茶農家で3か月働いていました。

協力隊になってからも副業として茶畑や共同工場での仕事しています。

和束の観光は、茶畑があるからこそ成り立っていて茶農家なくして成り立たないのです。

 

観光を主として活動してる団体は多くありますが、茶農家をフォローするような活動をしている人が少ないと感じるようになりました。

 

共同工場で働いてる時にはよく「バイト住める家ないかなー?」っていうことを聞きました。

そこで、『農繁期季節労働者が住める環境を作りたい』と考えるようになりました。

 

そして、学生の方から「今年も空き家にかかわりたい」という声をもらい、これをやろるにしました。

実施するにあたり、町内家庭に配布される『れんけい』に使わしてもらえる空き家募集の広報を挟み込みました。

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(オレへのイタズラメールはしていいよ。役場へのイタ電はアカンで、おもんないイタズラメールは即ブロックします。)

 

そして、「応募なんかないやろなー」って思ってたらなんと一件応募があり、この家を着手することとなりました。

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実施日当日には、18名の学生に協力してもらって、廃棄物の運び出しとツタ取り、掃き掃除、ふき掃除を行いました。

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庭(?)にある木をキレイにしたら、家の裏の人に喜ばれるという嬉しいこともありました。

道行く人に声をかけてもらったり、廃棄するしかないスコップなどの道具を持っていってもらったりしました。(元々土建屋さんの持ち物だったそう)

 

この4月からは、月に1回数人と地域のひとで作業を重ねていき住める環境を整えていきます。

おわり