はじめての司会進行 ~学生農泊モニターツアー~
ただの自己反省記事です。
昨日2/14~15日にかけて学生の農泊モニターツアーを実施した。
1番の目的は、”農泊登録家庭のなかで受け入れたことがない人に受け入れを体験してもらうこと”だった。
私が学生と関わりたいのには理由がある。
”田舎で生きるという選択肢を増やしたい”
学生のころは、大学では同じ人とだけ付き合いをし、バイトをするだけというごくごくありふれた生活をしてきた。
就職し、企業に勤めたが4か月で退職した。
和束町という過疎地域に来てからの方が人生を楽しめてるから、学生や20代の人たちに向けて発信していきたい思いがあるからだ。
当日の流れとしては、参加者9名
13:00 駅集合 出発
13:10 石寺景観前で観光ガイド
13:50 テラス和束にてオリエンテーション
14:15 雇用促進協議会職員さんによる講和
15:15 茶農家さんによる講和
16:30 入村式
翌日
8:30 離村式、意見交換
9:30 ワークショップ
10:45 サイクリングマップテスト走行
12:00 解散
今回当日の進行と学生がワークするときのテーマを2つ投げかけた。
以下原文
■暮らしに関して
皆さんは現在どんなところに住んでいますか?
和束町内の商店は少ないですが、生活に困るといったことはありません。しかし、多くの若い人は和束を離れ都会での暮らしを選択しています。
この活動を通して、みなさんは「都会で暮らしたいのか」「田舎で暮らしたいのか」都会で暮らすなら『なぜ都会なのか』『都会に何を求めているのか』『都会にあって田舎にないもの、田舎にあって都会にないもの』『和束に○○があればいいのになー』とか。
こんなことを考えながら生活してもらいたいと思っています。
■観光に関して
和束町では年間交流人数が平成32年度に25万人になるよう取り組んでいます。(平成26年度は75,571人)
新茶のシーズンである5月~6月をピークに観光客は減少していきます。今回和束に来て、『次に来たなら何をしたいのか』もの足りなさを感じたらな『こうだったらいいのに』などを考えて、どうすれば冬の和束に集客できるのかを考えてもらいたいです。
今回の活動を通して皆さんの今後の学生生活少しでも有意義になるものにしたいと考えています。また、皆さんの言葉で我々和束側の人間に新しい変化が生まれることを期待しています。
学生のうち4名が1回生、5名が4回生で4月から新入社員になる方たちでした。
特に1回生に関しては、今後の人生の大きな選択をする前に来てもらえてよかった。
新入社員になる方のなかには、和束と関係をもった職についてる方もいた。
今後の人生において、ビジネスや余暇なんらかの形で関わってもらえると嬉しく思う。
私は移住してもらうために、こういう活動をしているのではない。(もちろんしてもらうに越したことはない)
観光で儲けるためでもない。(儲けられるに越したことはない)
学生の言葉をかりると「観光と移住のあいだの存在」
(これがめっちゃ心に響いた)
日本の人口減少は落ち着くまで減り続けるでしょう。
田舎いいですよーとか、住んでくださいとか。
ここ数年都会から人取り合戦をしているような感覚がある。
別に住まなくたっていい。都会の方が快適に暮らせるのは間違いないでしょう。
私たちが住んでるような場所に対して思いをもって活動をしてくれる人が点在し、同じ人が色んな土地度地に足を踏み入れて活気づかせていくのもまた1つの方法なのだろう。
ここからは司会についての反省。
当日久しぶりに多数の人前に立って言葉を発した。学生にだけ聞かれてる分には有馬緊張はしない。そこに大人がいるとなぜか緊張する。
自信のなさが大きな原因だと思う。自分はまだまだ未熟で同世代の人たちより経験が乏しい。(企業勤めしてこなかった分、人に対して何かをアピールするだとかの経験値が少なすぎる)
静まり返ってるなか自分だけが1人でしゃべってるのがなんかめっちゃイヤや。
最近行きついたこれに対する答えは、自分1人対多人数のコミュニケーションだと考えてしまい、1人1人の反応がみえないところにあるというのに至った。
あと、シーンと静まりかえってる環境がめっちゃいやや。だから、あえて変なこと言ってしまったりする。これは入離村式でも同じだった。
自分はこれまでこれが自分の個性だと考えてきたが、プログラム終了後の反省会でこれは違うなと考えさせられた。
また、言葉尻やフラフラと動きながら話していることを指摘された。
ワークショップでのファシリテイターもした。
心の声が言葉として漏れて、学生に不安を与えていることを指摘された。
次は、言葉尻、フラフラ、心の声出さない、を意識して取り組む。
なんか知らんけど、協力隊を今辞めたら今後の人生絶対カスみたいなもんになる。って思ってる。前職を辞めたことに後悔はないが、同い年、同性代の人たちを見ているともっと進化したい思いが強い。
絶対に負けない、くじけない。